イベント


さわひらき アーティストトーク
10月27日[土] 14:00-

さわひらきさんがトークをするのは、本展示期間中この日が最初で最後です。作家本人からじっくりお話が聞ける貴重な機会です。


真鍋尚之 (まなべなおゆき/笙演奏家・作曲家) 演奏
11月4日[日] 14:00-17:00
「さわひらき Whirl」展示室内

―さわ作品と伝統楽器・笙とのコラボレーション―
伝統楽器・笙演奏家として世界中で活躍する真鍋尚之さんが、11/4[日]14:00-17:00の間
展示室内で、さわの展示作品から受けるインスピレーションによって自由に笙を演奏します。
どの展示室でいつ演奏が始まるかは真鍋さん次第です。
さわ作品と真鍋さんによる笙のコラボレーションに"出会って"ください。

→プロフィール

真鍋尚之 (まなべなおゆき)

洗足学園大学卒業(専攻–作曲・声楽)。東京芸術大学邦楽科雅楽専攻卒業。
第1回国立劇場作曲コンクール優秀賞(1位)、東京・邦楽コンクール第1位など作曲及び演奏での受賞多数。2000年より笙という楽器の可能性を追求したリサイタルを開いてきた。2003年のリサイタルは読売新聞における年間ベスト5に選ばれる。CD「真鍋尚之笙リサイタル」も発売されている。
小野雅楽会会員。十二音会会員。2000〜2008年日本音楽集団団員。
2011年5月~2012年5月まで文化庁文化交流使としてドイツを中心に12ヵ国30以上の都市で活動。ソロを中心に50回以上の演奏会を開いてきた。

Link: http://www2.odn.ne.jp/gagaku.manabe/


蓮沼執太 (はすぬましゅうた/音楽家)
11月9日[金] 15:00(予定) - 11日[日] 18:00
「さわひらき Whirl」《Hako》展示室内

―さわひらき《Hako》と蓮沼執太のコラボレーション―
さわひらき《Hako》に、蓮沼執太作曲の音楽「Comunal Music|コミューナル・ミュージック」が加わります。



9日[金]10:00頃より蓮沼さんが展示室で音源の設営作業を行います。
その様子もご覧いただけます。
9日[金]15:00頃スタートを予定しています。
時間は前後する場合もありますのでご了承ください。
設営完了後、どの時間帯にお越しいただいても構いません。
11日[日]13:00頃から、展示室内で蓮沼さんが現在の作品にブラッシュアップを行います。
演奏会/パフォーマンス形式ではございません。

最終日である11日には、トークイベントも開催いたします。
11月11日[日] 15:00~

[出演]
蓮沼執太
中野仁詞 (なかのひとし/当館学芸員)

[司会]
入江拓也 (いりえたくや/SETENV代表)

→プロフィール

蓮沼執太 (はすぬましゅうた)

1983年、東京都生まれ。
《蓮沼執太フィル/チーム》を組織し国内外のコンサート公演、展示作品の発表、舞台作品を制作する。エッセイなどの文章寄稿も多数。
映画、展覧会、CF音楽、舞台芸術、ファッションとあらゆるジャンルとのコラボレーションを展開する。また自ら企画・構成をおこなう音楽祭《ミュージック・トゥデイ》を主催。
主な展覧会に《have a go at flying from music part3》(東京都現代美術館)、舞台作品《TIME|タイム》(神奈川芸術劇場)、最新アルバムに4枚組CD《CC OO|シーシーウー》(HEADZ/UNKNOWNMIX)。 2013年2月にアサヒ・アートスクエアで個展開催予定。

Link: http://www.shutahasunuma.com

《Hako》2007
6チャンネル・ビデオ・プロジェクション・インスタレーション、5チャンネル・サウンド、12'00"
音楽:西本毅(編集:デール・バーニング)
「アーティスト・ファイル2008 現代の作家たち」国立新美術館(東京)2008年、写真:大谷一郎

トーク「大型インスタレーションのインストール(設営)」
11月17日[土] 17:00-18:30

[出演]
杉野信之 (すぎののぶゆき/テクニカルディレクター)
砂川哲朗 (すながわてつろう/神奈川県立音楽堂舞台総括)
滝善光 (たきぜんこう/舞台美術家)

2007年塩田千春展「沈黙から」より神奈川県民ホールギャラリーのインスタレーションをインストール(設営)されてきた砂川氏、滝氏、また、2010年泉太郎展「こねる」より携わっている杉野氏のテクニカルディレクター3氏に、作家とともに大空間にインスタレーションを制作することについて様々な角度からお話しいただきます。

→プロフィール

杉野信之 (すぎののぶゆき)

1961年 東京 鳥越生まれ。
80年代前半よりイベント制作会社にて万国博覧会日本館ステージ等の現場制作、企業イベント等の制作業務を担当する傍ら、芝居、踊り、コンサート等の舞台監督にも従事する。
1989年よりフリーランスとなり、様々な舞台、イベントプロデュース・制作に携わる。神奈川県とはその頃から関わりがあり、「神奈川県のイベント サーフ90’」では真鶴海岸石切場会場所長を務める。近年は、演劇/イベントの企画制作団体「PRAX-GARDEN」を主宰しプロデュース・演出等で様々な想像表現を試みている。この先は、まったく畑違いの事をやろうと思案している。


砂川哲朗 (すながわてつろう)

1957年 横浜生まれ。
高校在学中からホール舞台関係の手伝いを始め、当時の市および県アマチュア演劇協会等で催される中学・高校演劇の裏方としてこの世界に入る。その後、横浜で開催された歌舞伎鑑賞教室に出会い方向性が決まる。 1979年(株)パシフィックアートセンターに入社し国立劇場に勤務。2002年(株)センターラインアソシエイツ入社、舞台総括として神奈川県立音楽堂に勤務。2009年からは神奈川芸術文化財団と個人契約にて県立音楽堂の舞台総括を務める。


滝善光 (たきぜんこう)

1954年 茨城県生まれ。
1975年、大映映画東京撮影所に入社し映画美術を担当。その後、国際放映などを経て劇団「青年劇場」の研究生として舞台美術のデザインを志す。吉田謙吉舞台美術研究所に入所の後、株式会社ACTに入社しテレビ東京の美術を担当。1979年、舞台美術家金森馨に師事。現在は舞台美術家として演劇、オペラ、日本舞踊等で活躍。
著書:舞台美術の基礎知識(レクラム社)など。
学校法人中央工学校 講師
学校法人東京工学院 講師
日本舞台美術家協会 会員
日本劇場技術者連盟 理事


トーク「神奈川県民ホールギャラリー ―― 近年のインスタレーション展」
11月23日[金・祝] 15:00-17:00

[出演]
加藤賢策 (かとうけんさく/アートディレクター、デザイナー)
入江拓也 (いりえたくや/SETENV代表)
中野仁詞 (なかのひとし/当館学芸員)

2007年塩田千春展から若手美術作家によるインスタレーション展を企画している当館学芸員と、2009年「日常/場違い」展からアートディレクションを行なっている加藤氏、関連イベントやウェブサイト制作に携わってきた入江氏が、近年の展示を振り返りつつ、現代美術展について語ります。

→プロフィール

加藤賢策 (かとうけんさく)

1975年生まれ。株式会社東京ピストル
取締役/アートディレクター/グラフィックデザイナー。武蔵野美術大学大学院修了。2006年株式会社東京ピストル共同設立。近年の仕事として「日常/場違い」展、「日常/ワケあり」展(神奈川県民ホールギャラリー)、「大友良英/アンサンブルズ2010-共振」展(水戸芸術館現代美術センター)、「再考現学」(国際芸術センター青森)等の展覧会、「すみだがわパレード」などアートイベントのデザインの他、台東区浅草文化観光センターのサイン計画、ブックデザインなどを行う。武蔵野美術大学、女子美術大学非常勤講師。
Link: http://www.tokyopistol.com/


入江拓也 (いりえたくや)

1978年生まれ。SETENV代表。東京大学文学部卒業。美術・大学・企業メセナなどを中心とした様々なウェブサイトを制作。また、音楽・美術を中心としたプロジェクトの企画・制作(制作協力)なども行う。手掛けたウェブサイトに、ネットTAMなど。プロジェクトに、「Variations On a Silence ― リサイクル工場の現代芸術」(2005)、「ヨコハマ国際映像祭2009:CREAMフォーラム」(2009)など。
Link: http://www.setenv.net/


中野仁詞 (なかのひとし)

神奈川芸術文化財団美術部門学芸員。
演劇部門、音楽部門(神奈川県立音楽堂)を経て2006年より現職。塩田千春展「沈黙から」、小金沢健人展「あれとこれのあいだ」、デザインの港 浅葉克己展、「日常/場違い」展、泉太郎展「こねる」展、「日常/ワケあり」展、さわひらき展Whirlほか企画。


学芸員によるギャラリートーク
10月28日[日] 14:00-/16:00-
11月3日[土・祝] 14:00-/16:00-
11月18日[日] 14:00-/16:00-
11月24日[土] 14:00-/16:00-


*日時、および内容などは予告無く変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
*イベントの鑑賞は無料です。展覧会入場券が必要です。